ジョスカン・デ・プレ モテット・シャンソン連続演奏会3

posted in: コンサート | 0

ヴォーカル・アンサンブル カペラ2018/2019シーズン定期公演
ジョスカン・デ・プレ モテット・シャンソン連続演奏会3

2018年6月24日(日) 午後5時 カトリック由比ガ浜教会
2018年6月25日(月) 午後7時15分 カトリック関口教会聖マリア大聖堂

主催:株式会社フォンス・フローリス

ヴォーカル・アンサンブル カペラ
superius: 花井尚美 安邨尚美
altus: 渡辺研一郎 富本泰成
tenor: 及川豊 根岸一郎
bassus: 櫻井元希 花井哲郎(音楽監督 Maestro di Cappella)

演奏プログラム

ジョスカン・デ・プレ
「主よ、わたしの祈りをお聞きください」”Domine, exaudi orationem meam”
グレゴリオ聖歌 レスポンソリウム「主よ、わたしの祈りをお聞きください」
Gregorian chant, Responsorium: Domine, exaudi orationem meam

「ああ、主イエス・キリストよ」
“O Domine Jesu Christe”

グレゴリオ聖歌「主の祈り」「アヴェ・マリア」/アンティフォナ:あなたは祝福された方
Gregorian chant, Pater noster/Ave Maria/antiphona: Benedicta tu

「ああ善良で甘美な主よ/私たちの父よ(主の祈り)/アヴェ・マリア」
“O bone et dulcis Domine/Pater noster/Ave Maria”

「私たちの父よ(主の祈り)/アヴェ・マリア」
“Pater noster/Ave Maria”

グレゴリオ聖歌 招詞(インヴィタトリウム):死の苦しみがわたしを取り巻く/詩編95編「来なさい、主に向かって喜び歌おう」
Gregorian chant, Invitatorium: Circumdederunt me / Psalmus 94: Venite, exultemus Domino

「森のニンフ/死の苦しみがわたしを取り巻く」
“Nimphes nappées/Circumdederunt me”

「絶え間なくわたしは艱難に引き渡され」
“Incessament livré suis”

グレゴリオ聖歌 賛歌「めでたし 海の星」
Gregorian chant, Hymnus: Ave maris stella

「死にあって/あなたが母であることを示し」
“A la mort/Monstra te esse matrem”

「美しい娘が塔のたもとに」
“La belle se siet”

「もし私が失ったら」
“Si j’ay perdu”

「終わりなき後悔」
“Regretz sans fin”

グレゴリオ聖歌 奉納唱「私はあなたのことを悲しむ」
Gregorian chant, Offertorium: Doleo super te

「ダビデはしかし嘆き」”Planxit autem David”

ラ・リュー没後500年記念公演 ラ・リューの聖母ミサ

posted in: コンサート | 0

ラ・リュー没後500年記念公演
ラ・リューの聖母ミサ

2018年1月7日(日)午後5時 カトリック由比ガ浜教会
2018年1月8日(月・祝)午後3時 日本基督教団 九段教会
2018年1月9日(火)午後7時 東京オペラシティ3階・近江楽堂

主催:株式会社フォンス・フローリス
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)

ヴォーカル・アンサンブル カペラ
superius: 花井尚美 鏑木綾 安邨尚美
contratenor/tenor: 青木洋也 及川豊 富本泰成 根岸一郎 渡辺研一郎
bassus: 櫻井元希 花井哲郎(Maestro di Cappella=音楽監督)

演奏プログラム

グレゴリオ聖歌
Gregorian chant
聖母のお告げのミサ固有唱
Proprium missae in Annuntiatione Beatae Mariae Virginis

ピエール・ド・ラ・リュー
Pierre de la Rue (ca.1452-1518)
ミサ《アヴェ・マリア》 Missa Ave Maria
「喜んでください、キリストの御母」 “Gaude virgo mater Christi”
ほか

2018年はルネサンス時代の大作曲家ピエール・ド・ラ・リュー(1518年没)の没後500年を記念する年です。オブレヒト(1505年)、イザーク(1517年)、ジョスカン・デ・プレ(1521年)と、今世紀に入ってからフランス・フランドルを代表する作曲家たちの500年記念が続いています。
ラ・リューは生涯ハプスブルク・ブルゴーニュ宮廷に仕えました。そのためハプスブルク家の写本製作工房が作った数々の豪華写本にその作品が残されています。
ミサ《アヴェ・マリア》は、よく知られたグレゴリオ聖歌「アヴェ・マリア」の旋律が各楽章で華麗に繰り広げられていく、とても親しみやすいミサ曲です。アヴェ・マリア(めでたし マリア)は聖母の受胎告知の際に天使が語りかけた言葉がもとになっています。そういうわけで「聖母のお告げ」の祝日のミサという形で、グレゴリオ聖歌や聖母のモテットと共にプログラムを組みました。
(音楽監督 花井哲郎)